サツマイモの一人当たり年間消費量トップは何市か 2位は大津市で3位が水戸市 

 全国都道府県では、一人当たりで一体どれだけのサツマイモを消費しているのかー。その答えにたどりつくための有力な手掛かりとなるデータが、総務省の家計調査だ。

 同調査では、統計理論に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調べている。このうち、二人以上の世帯については、都道府県庁所在地別の年間・品目別の「支出金額」と「購入数量」を公表している。

 この統計データを基に、農水省が年度ごとに発表している「いも・でん粉に関する資料」では「一人当たりの消費量」を記載。都道府県庁所在地のほか、それらに含まれない政令指定都市5市(川崎市、相模原市、浜松市、堺市、北九州市)のデータもあわせて公表している。

 公表されているデータで最も新しい2021年における、県庁所在地と政令指定都市のサツマイモの一人当たり年間消費量トップ30は以下の通り。

出典:農水省「令和3年度いも・でん粉に関する資料」

 トップ30の上位をみると、県内に収穫量の多い産地を抱える市が比較的、上位に浮上していることが傾向としてみられる。東京23区は34位(851g)、大阪市が42位(715g)だった。【さつまいもニュースONLINE編集部】