コンビニ全国大手のローソン(東京都品川区)はこのほど、関東甲信越のローソン店舗で、茨城県産「紅天使」のサツマイモを使ったクリームドーナツ「クリームドーナツ(紅天使クリーム)」の販売をスタートさせた。地域活性化に取り組む同社の「ご当地クリームドーナツ」と題したシリーズの第1弾となる新アイテムだ。昨今のサツマイモ人気を受けて、身近で購入できるおイモスイーツとして反響を呼びそうだ。
「クリームドーナツ(紅天使クリーム)」は、サツマイモ専門加工メーカー「ポテトかいつか」(茨城県かすみがうら市)のオリジナルブランドで知られる紅天使を使用。甘みが強くしっとりした食感が特徴とされる紅天使のペーストが入ったあんと、歯切れのよいドーナツ生地と合わせて仕上げた。
「ご当地クリームドーナツ」シリーズは、地域の特産品の味を楽しんでもらいたいと同社が取り組む企画。「クリームドーナツ(紅天使クリーム)」は11月29日に発売。茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県(飯田市内など一部をのぞく)ー1都9県のローソンで扱いを開始したという。
同じタイミングで、神奈川県小田原市産のジューシーな味わいが特徴のみかんジュースが加わったゼリーを使用した「クリームドーナツ(小田原市産みかん入りクリーム)」も発売した。
紅天使クリーム、小田原市産みかん入りクリームのいずれも価格は税込み138円。
■シリーズは今後もアイテム追加予定
ローソンによると、「ご当地クリームドーナツ」シリーズは今後もアイテムを追加していく考えで、2023年1月に長野県産リンゴ、栃木県産イチゴを使った2品を発売予定。さらに同年2月以降、関東甲信越のその他地域での特産品を使ったドーナツの発売も控えるという。
同社は「今後も地域の特産品を使用した商品を販売することで、地域の活性化に貢献していきたい」としている。【さつまいもニュースONLINE編集部】