サツマイモやジャガイモの最新グルメを東京駅の駅ナカで楽しんでもらおうと、同駅改札内の商業施設「エキュート東京」(東京都千代田区)で「oEDOモダン~東京の呼吸、粋づく江戸カルチャー~」と題したフェアが11月23日まで開かれている。サツマイモを使った同施設限定の弁当やスイーツが多数集まっている。
「oEDOモダン」フェアは、現代に息づく江戸のカルチャーを紹介するコンセプトで、今回が2回目。江戸時代の様々な困難の中で人々の食を支え、現代では品種改良によってたくさんの品種が楽しむことができる「進化し続ける食材」として、サツマイモとジャガイモに焦点を当てている。
蜜芋のスイートタルト(和楽紅屋)
売り場には、エキュート東京限定のアイテムが並ぶ。
プリンをふんわりとしたスポンジで包み、その上からたっぷりのサツマイモクリームと生クリームを絞った「さつまいもプリンハイム」(マイスターシュトュックユーハイム)や、バター香る生地に紅あずまを使用した優しい甘さのフィリングを包み込んだ「クイニーアマン おいも」(治一郎)ーなど趣向を凝らした逸品が多い。いずれも同施設限定だ。
「さつまいもプリンハイム」(マイスターシュトュックユーハイム)
「クイニーアマン おいも」(治一郎)
弁当類も食欲をそそるラインアップが集まる。ホクホクとしたサツマイモごはんと群馬県産のハナビラタケ、和風生姜ソースのハ
ンブルグステーキを一緒に味わえる「さつまいもご飯とキノコのハンブルグステーキ弁当」(つばめグリルDELI)、さつまいもと旬のきのこを三元豚で巻いたカツと、キノコごはんが楽しめる「季節の彩りかつ弁当~さつまいもときのこのかつ~」(平田牧場)と注目ぞろいだ。
日本の水際対策が緩和されたことを受け、訪日外国人客(インバウンド)も徐々に増えつつある。にぎわいが戻る東京駅で、国内にとどまらず、海外に向けても、日本の「イモ」の魅力や価値を伝えるイベントになりそうだ。【さつまいもニュースONLINE】