静岡県浜松市が重要な舞台の一つとなっている NHKの大河ドラマ「どうする家康」の放送を記念し、同市で活動する「うなぎいも協同組合」(浜松市南区)がブランド芋「うなぎいも」を使った「うなぎいものうな康プリン」を発売した。スイートポテトのような食感に仕上げたという。販売は現在のところ同市内の店舗に限られるため、ドラマやおイモのファンが浜松を訪れた際には味わいたい逸品だ。
■ウナギの不要部位をおイモ栽培に活用
うな康プリンに使われている「うなぎいも」は、同組合がブランド芋として普及に取り組むサツマイモだ。
■ウナギの不要部位をおイモ栽培に活用
うな康プリンに使われている「うなぎいも」は、同組合がブランド芋として普及に取り組むサツマイモだ。
浜名湖を擁する同市の全国的な知名度を誇る名産品であるウナギの捨てられてしまう頭や骨を肥料にしてサツマイモ栽培に有効活用するプロジェクトの中でうなぎいもが誕生。6次産業化で業種の垣根を越え、スイーツ開発など取り組みを進めている。
うなぎいもを使ったプリン自体はこれまでもあったが、人気俳優・松本潤さんが主人公を演じ、盛り上がりをみせる大河ドラマ「どうする家康」の放送を記念し、リニューアルを図ったという。
具体的には、うなぎいものプリンの上に、蜜漬けにしたうなぎいもの角切りをのせることでおイモスイーツの存在感や味わいを強調。プリン自体も、丁寧に裏ごししたスイートポテトのような食感に仕上げたという。
蜜漬けにしたうなぎいもの角切りをのせた
組合の公式キャラクター「うなも」
外部URL:うなぎいもストア通販店