JAかとりとタッグ組み ファミリーマートが「冷やし焼き芋」発売


ファミリーマート(東京都港区)はこのほど、千葉県香取市に本拠を置く「かとり農業協同組合」(JAかとり)との共同の取り組みとして「みつあま冷やし焼き芋」を発売した。長期間貯蔵で熟成させた紅はるかを使用し、デザート感覚の焼き芋に仕上げた。現在のサツマイモブームをけん引する「ねっとり系」「冷やし芋」といった2つのトレンド要素を押さえた商品だが、温めてもおいしく食べられるという。身近な店舗で手軽に購入できることから、暮らしの中のイモ活を後押ししてくれるアイテムになりそうだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】

「みつあま冷やし焼き芋」の発売にあたり、ファミリーマートが取り組みを共にしたJAかとりは、千葉県北東部に位置する成田市の一部、香取市、神崎町、東庄町、多古町の生産者らで構成。水や緑に恵まれた環境で、サツマイモをはじめ多彩な品目を生産し、首都圏に供給している。

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そんなJAかとりとタッグを組んで商品化にこぎつけた「みつあま冷やし焼き芋」は、JAかとりの生産者らが丹精した紅はるかを使用。長期間の貯蔵による熟成を経て、おイモの甘みを最大限に引き出しているという。

■賞味期限長く「保存食にもおすすめ」

「蜜のように甘く熟した焼き芋」(同社)で舌触りもなめらかな食感となっているといい、付属のスプーンですくって食する食べ方も提案。また、おイモは真空パックで包装しているため、同社は「賞味期限も長く、保存食としてもおすすめ」としている。

価格は税込み298円。11日から、沖縄県をのぞく全国の店舗で販売がスタートしている。