「冷やし芋」テーマにフェス、7月開催へ 収益一部は障害者施設還元も

静岡県内で最大級の緑茶・農業・観光をテーマとした体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA」(同県島田市)で7月15、16日、冷やした焼き芋をテーマにした「2023kadode大井川で冷やし芋フェス」が初開催される。2日間で1万3千人=主催者発表=が集まった「芋フェス」を4月に初めて開いており、夏季版として企画した。静岡県内外から焼き芋専門店、スイーツ店などの参加を募っており、島田市に再び熱いおイモのフェスが帰ってくる。【さつまいもニュースONLINE編集部】

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4月に開催した「芋フェス」の様子

「グランプリ」入賞店も再び参加へ

同県掛川市でグループホーム事業や訪問介護事業を行う「ロト」が主催・運営する。

ロトの発表によると、焼き芋店の頂点を決める「全国やきいもグランプリ」で3年連続で入賞の「超蜜やきいもpukupuku」(東京都品川区)が前回に引き続き、今回の「冷やし芋フェス」にも出店予定という。

全国から焼き芋専門店・お芋スイーツ専門店などの出店希望者を募っており、同フェスの公式サイトから申し込める。期限は6月25日まで。

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「地元食材、味にこだわりのイベントに」

主催者のロトは、「前回と基本コンセプトは変わらないが、おイモだけでなく、フードやスイーツ、ドリンクに至るまで、総合的なフードイベントとして開催していきたい。地元食材を使ったこだわりのお店が多数出店予定ですが、フードイベントである以上は味にこだわった物にしていきたいと考えています」などとコメントしている。

また、冷やし芋フェスのイベント収益の一部は、障害者多機能事業所「るいいだ」(静岡県掛川市)の利用者の工賃として還元されるという。

会期は7月15、16日で午前10時から午後5時の開催だが、予備日として17日も設定。少雨決行。