東京・銀座のホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」は今秋、収穫の秋をテーマにサツマイモや和栗、新米などを使ったスイーツやセイボリー(料理)を集めた「芋 栗 新米!秋のまんぷくアフタヌーンティー」を開催する。同ホテルは、デザイン性の高い空間や宿泊に限らない付加価値を備える「ライフスタイルホテル」と呼ばれる業態で知られる。アフタヌーンティーとともに館内空間も楽しみながら、秋の”恵み”を感じる一時が過ごせそうだ。気になるおイモのアイテムは―。【さつまいもニュースONLINE編集部】
9月と11月に開催予定
催しは、ホテル3階のダイニング「NAMIKI667」を会場に9月と11月に開催を予定する。「日本ならではの秋の豊かな食卓からインスピレーションを受け、和をテーマに仕上げた」(同ホテル)といい、サツマイモ、クリ、新米といった秋の素材、旬のフルーツなどをメニューに採用した。
用意される9品目のアイテムのうち、気になるサツマイモの関連は2品目がラインナップしている。
気になるおイモのメニューは
一つは、かわいらしいタイの形のアイスもなか「めで鯛アイスモナカ」。「秋に旬を迎える鯛」をイメージしており、もなかの中には濃厚なサツマイモのクリームとバニラパルフェを詰めている。
もう一つがセイボリー(料理)として提供される「東京江戸甘味噌スープ」だ。東京産の江戸みそと、昆布だしを使用した「ホッとする味わいのスープ」に仕立てたといい、サツマイモのニョッキや、キノコなどの「秋らしい具材」を楽しみるメニューとなっている。
かわいらしく遊び心あるスイーツ
このほか、見た目にもかわいらしく、遊び心のあるユニークなスイーツが多く提案されているのが大きな特徴だ。
おにぎりのような見た目に仕上げたスイーツは「リオレのおにぎりムース」。「リオレ」とはお米を甘く煮たデザートで、銀座の料亭「銀座米料亭 八代目儀兵衛」の米をマダガスカル産のオーガニックバニラで炊いてムースにした。
細部にもこだわり、海苔に見立てた竹炭クレープを巻き、内部には梅干しに見立てたラズベリージュレを忍ばせた。
「チョコきのこ」はバニラ味と紅茶味のボンボンショコラに茎に見立てたメレンゲを合わせ、秋の味覚であるキノコの見た目にあしらった。
「加賀棒ほうじ茶のジュレとパンナコッタ」は、金沢の加賀棒ほうじ茶を使ったパンナコッタだ。深い味わいと上品な香りが特徴という加賀棒ほうじ茶のジュレは、「シンプルでありながらコクがある一品」(同ホテル)という。
料理に「栗ごはんおにぎり」も
スイーツではこのほか、ヘーゼルナッツの生地にホイップクリームと和栗のクリームをしぼった「和栗モンブラン」や、焼き林檎のペーストとキャラメルをカスタードと合わせた「焼き林檎のシュークリーム」、アーモンドたっぷりの生地にカスタードクリームとマスカットをのせた「マスカットタルト」を用意。
さらに料理メニューとして、出し汁としょうゆでやさしく味つけした栗の炊き込みごはんを使った「栗ごはんおにぎり」も提供される。
詳しい会期や価格は
会期は、9月1日から30日まで、11月1日から30日まで―の2月間。受付時間は正午から午後3時半までで、3時間制。価格は税込み5280円(別途、15%のサービス料がかかる)。
平日予約のみ、「栗ごはんおにぎり」と「東京江戸甘味噌スープ」をのぞいた「芋 栗 新米!秋のまんぷくスイートアフタヌーンティー」を選べる。価格は、同3630円(同)。