「金蜜芋」を使った専門店のガトーショコラ、オンライン販売開始


スペシャルティチョコレートの専門店 「Minimal - Bean to Bar Chocolate - (ミニマル)」はこのほど、千葉県香取市の「さつまいもの石田農園」が手がけるブランド芋「金蜜芋」を使用した「生ガトーショコラ -蜜芋-」をオンラインストアで発売した。9月5日から代々木上原店でも販売するほか、同店では同日、「ガトーショコラ ソフト -なると金時-」の販売もスタートさせる。いずれも11月末までの期間限定販売の予定。専門店が提案する注目印のおイモのガトーショコラだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】




金蜜芋とこだわり「生地」

「生ガトーショコラ -蜜芋-」は、「さつまいもの石田農園」が手がける「金蜜芋」のペーストを使用。おイモの濃厚な甘みや香りと共に、こだわりのチョコレート生地との組み合わせを楽しめようにしたガトーショコラだ。


ガトーショコラの生地には、ナッツのような風味が特徴のニカラグア産のカカオ豆を厳選して使用し、「甘さとコクがありながらすっきりとした味わい」(同社)のミルクチョコレートに仕立てて使用しているという。


「(チョコレート生地が)すっきりとした後味のため、蜜芋の味わいに寄り添い満足感をもたらしながら、全体の印象が重くなりません」と同社は説明している。

価格は税込み3650円。オンラインストアで販売をスタートしており、9月5日から代々木上原店でも販売開始する。

代々木上原店

代々木上原で対面販売の商品も

代々木上原店のみで対面販売するアイテムとして、「ガトーショコラ ソフト -なると金時-」が9月5日に発売となる。


「ガトーショコラ ソフト -なると金時-」は、徳島県鳴門市の木元農園の「なると金時」を使用。なると金時の焼き芋を皮ごとペーストにしたものを取り入れた。

ガトーショコラの生地はサツマイモとチョコレートの2つの生地で構成する。


サツマイモ生地にはみりんを使用し、和菓子のような印象を加えているほか、「バニラのような香りと深い甘さが特徴のカソナードを使うことで、下部のチョコレート生地とのつながりをもたせました」(同社)。


土台部分のチョコレート生地には、サツマイモの味わいを引き立てるオリジナルブレンドのビターチョコレートを使っているという。

価格は同3650円。

チョコレート専門店ですが、サツマイモの生産者にも焦点を当てて、こだわりのおイモを調達しているところに生産現場への敬意や、おイモ産業の活性化への思いも伝わってくるように感じました。代々木上原は大使館も多く、海外の方の居住エリアとしての印象も強い地域です。日本のおイモのおいしさが海外の方にも広まるきっかけとなるアイテムにもなるかもしれません。