JR東日本グループのエキナカ商業施設「エキュート」の首都圏各地の施設などで、サツマイモなど茨城県の魅力を発信するイベントが開催中だ。「～食べよう茨城 美味しい体験～ 茨城フェア」と題したイベントで、１日からスタートしている大型観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」に合わせた取り組み。各地のエキュートなどで、茨城県産のおイモを使った最新スイーツやデリを提案。限定アイテムもさまざま用意されており、足を延ばしてみたくなる注目イベントだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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茨城DCに合わせ、各エキュートでフェア
デスティネーションキャンペーン（DC）はJRグループ6社と、地方自治体や観光事業者などが取り組む大型観光キャンペーン。その茨城県版である「茨城DC」が今月1日からスタートしており、会期は12月31日まで。
その茨城DCに合わせ、エキュートの運営元の「JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー」（東京都渋谷区）が開催するのが、「～食べよう茨城 美味しい体験～ 茨城フェア」だ。
同フェアは、東京・品川・上野・大宮・立川の各駅のエキュートとグランスタ東京で10月22日まで、日暮里駅の「エキュート日暮里」で11月1日から23日まで開かれる予定だ。
茨城県産のおイモ使用の限定アイテム多数
同フェアの最大の特徴は、サツマイモをはじめ、茨城県産食材を使った限定アイテムなどが多く発信されていることだ。
エキュート大宮では、「アンドメルシィ」が同施設限定のアイテムとして「デリース・紅はるか」を数量限定で販売中。茨城県内でも有数のおイモ産地である行方市の紅はるかと、塩気のある生クリームを合わせた特別なモンブランだ。
また、同施設では「オーヴォ」がこだわりの卵を使ったフィナンシェにサツマイモのクリームを絞った「極上たまごのフィナンシェモンブラン -さつまいも-」を数量限定で販売している。11月1日以降、エキュート日暮里のフェアでも販売する。
エキュート品川の限定アイテムには、立町カヌレ SHINAGAWAの「さつまいもカヌレ」や、丸八製茶場の「スイートポテトラテ」などがラインアップしている。
さつまいもカヌレは、同市産のサツマイモをふんだんに使ったカヌレ生地に、キャラメル風味のおイモとヘーゼルナッツをトッピングした。
スイートポテトラテは、同市産のサツマイモと深炒り焙茶を合わせ、やさしい甘さと芳ばしさがマッチした1杯に仕上げたという。
エキュート上野では、５CROSSTIES COFFEEの「茨城県産紅まさりのせキャラメルロイヤルミルクティーフロート」、若廣「紅鮭とさつまいものわっぱすし弁」を限定アイテムとして発信している。
茨城県産紅まさりのせキャラメルロイヤルミルクティーフロートは、同店人気アイテムのロイヤルミルクティーに、上品な甘さで知られる紅まさりをトッピングした1杯だ。11月1日以降は、エキュート日暮里のフェアでも販売を控える。
「紅鮭とさつまいものわっぱすし弁」は、それぞれ秋の味覚の代表格といえる紅鮭と、同市産サツマイモを特製のだしシャリで混ぜご飯に仕上げ、食欲をそそる新作弁当だ。エキュート日暮里でも11月1日からのフェアで、すしべんから販売される。
東京駅のエキナカ施設「グランスタ東京」では、富士見堂の「あんこ天米〈おいも〉」、銀座若菜の「チーズの酒粕漬-焼き芋-」（販売は10月22日まで）などが販売中だ。
あんこ天米〈おいも〉は、同店人気の「あんこ天米」の季節限定フレーバーとして登場。同市産のふくむらさきを使ったサツマイモあんをサンドした。
チーズの酒粕漬-焼き芋-は、チーズの酒粕漬の中にゴロゴロとした茨城県産の熟成焼き芋が加えられており、チーズの香りとおイモの甘みを楽しめるスイーツだ。
マカロンで知られる人気スイーツ店「ダロワイヨ」は品川、上野、大宮、立川の各エキュートでの限定アイテムとして「2種のお芋のランソラン」を限定販売している。
同市産のふくむらさきのムース、同じく同市産の紅はるかのクリームをマカロンコックなどでサンド。上面をあぶっており、焼き芋のような香ばしさも楽しめるようにしている。
バイヤーセレクトのポップアップ出店も
JR大宮駅では、エキュート大宮が同駅改札外の東西自由通路コンコースで、エキュートの地域応援ブランド「地のモノLOVER」の第1弾として「行方のさつまいもLOVER」と題したポップアップ出店を行う。
エキュート品川、エキュート上野でも既に同様の取り組みを実施済みで、3カ所目となる。エキュートのバイヤーが同市産のサツマイモにまつわるアイテムをセレクト。さまざまな品種のサツマイモをはじめ、干し芋、スイーツ、ベーカリー、デリを販売する計画だ。
