農水省はこのほど、外部有識者による会議が、国内農畜産物の輸出をリードする役割を担う「フラッグシップ輸出産地」として42産地を選定した、と発表した。サツマイモ関連は青果物で最多となる7産地が選ばれた。選定された産地は今後、農水大臣名で認定証が交付される見込み。【さつまいもニュースONLINE編集部】
かとり農業協同組合
フラッグシップ輸出産地は、農畜産物の輸出に取り組む産地のうち、輸出先国・地域の規制やニーズに対応した輸出を行っている▼一定の量又は金額の輸出実績がある▼サプライチェーンを構築し、継続的・安定的な輸出を行っている―のいずれも満たす輸出産地を農林水産大臣が認定する制度。
6月26日に開催しされた外部有識者らによる「フラッグシップ輸出産地に関する有識者会議」で、応募があった候補産地からフラッグシップ輸出産地を選定した。
イチゴやブドウ上回る選出に
審査の結果、選定されたのは計42産地。
サツマイモ関連は7産地で、青果物の分類では最多となった。イチゴが4産地、かんきつやブドウがそれぞれ3産地と続いた。
サツマイモでフラッグシップ輸出産地に選ばれたのは、以下の通り。
(カッコ内は対象地域)